ボートレース

【福岡ボート(サマータイム)一般】データの合わせ技なら穴候補は向所浩二


【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
 今回の優勝戦もデータの面から探っていきましょう。優出した6人の通算V率を表にしました。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。西スポボートレースチャンネルの優勝戦展望でも毎回示している、おなじみのデータです。

 今回も前々回、前回の優勝戦と同様に30%を超えるような強烈な勝負強さを持つ選手は不在ですが、トップの小池修平は25.4%とSG常連に匹敵する数字。今回のメンバーでは断トツであり、人気を集める優勝戦1号艇としては申し分のない数字です。対照的に坪口竜也と松本純平は一桁台で、〝勝負弱い〟部類に入り善戦マンの傾向があるのは気がかりです。

 次はイン以外での優勝の割合を示したイン以外のV率を見てみましょう。これは波乱を起こして優勝した確率とも言い換えられます。

 こちらのトップは50.0%の坪口竜也ですが、サンプル数が2回では数字の信ぴょう性としては微妙なところ。となると気になるのは46.7%の鶴本崇文で、4コースのV数も4回と経験豊富なのもプラスの要素です。ですが、通算V率は14.0%と平凡なので、2つのデータを合わせるなら通算V率が20%オーバーかつイン以外のV率も35.4%と、十分の数字を持つ向所浩二から狙うのも一つの手です。
 

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