ボートレース

【からつボート(モーニング)ヴィーナスS】本田愛 クラシックの「茅原(悠紀)さんのターンがえげつない」

【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
 からつ初参戦の本田愛(23)=静岡・130期=が、あいさつ代わりのド迫力なターンを連発している。

 2号艇で登場した3日目3Rはすごかった。1周1Mこそ、握った3号艇の航跡をなぞりBSは4番手に甘んじたが、その後はコーナーごとにぶん回って懸命に前を追った。3周目までもつれた3着争いも、最後まで果敢に握った本田がわずか10センチの差で先着。執念で3着をもぎ取った。

 レース後、「握って回ることしかできないので(笑)」。いやいやそれができるからこそ未来は明るい。その勇猛果敢な旋回こそが、ファンのハートもわしづかみにするはずだ。

 宿舎では若松で開催中のクラシックをテレビで見ているそうで、「茅原(悠紀)さんのターンを見て、えげつないなと思いました」。そのクラシック初日のドリーム戦で豪快にまくって勝利した茅原の走りに大興奮。「このターンをまねしよう!」。連日繰り出されるダイナミックなターンは、強くなりたいという意欲のたまもの。「イメージだけは完璧です(笑)」

 ここからグイグイ頭角を現すであろうダイヤの原石の走りから目が離せない。

 ▼3R ここも本田の好旋回に期待。23-4=123。
 ▼8R カドの渡邉優美に人気が集中するので、中尾優香の逃げを狙う。1-4=6。

「『ほっぺハート』いや『ほっぺ&ピース』?」とまだ名称は定まっていないポーズで写真に応じてくれた本田愛

 

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