【若松ボート(ナイター)SGクラシック】宮地元輝「最後に冷静さがあった」01でFを回避/鬼門のクラシック、今年こそ克服!

ギリギリで戦線に生き残った。2艇が勇み足を犯した5R、枠なり6コースの宮地元輝(38)=佐賀・100期=は、コンマ01というギリギリの正常スタート。「最後に冷静さがありました」。スリット手前でのわずかなアジャストが大きく効いた。6枠で2着の価値ある走りだ。
細心の注意を怠らなかった結果だ。展示を終えると水面際に出て、じっと水面状況を観察する姿があった。「向かい風といっても追い風のところもあったり、潮が思ったより追っていたり。潮の流れが結構利くんですよ」
それは、かつての失敗から学んだことでもある。「若松では若い頃、立て続けにフライングを切ったことがあって…。それで潮の影響を知った」。しかも、プラス06と08という大フライング。まだ20代前半の大失態が、今の宮地元輝をつくる一つになった。
4日目は2走14点で6.00に到達。残った枠は3、1枠だ。「3日目はターン回りを無視したが、4日目はバランスを取ってターンできるようにしないと。またペラ調整をやり替えます」
クラシックは出場した過去3回、いずれも予選落ちという鬼門。4回目の今年こそは克服してみせる。