【からつボート(モーニング)ヴィーナスS】小芦るり華 最近は「宮地(元輝)さんに刺激を受けて強気のペラ」
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
地元の小芦るり華(27)=佐賀・118期=が、予選を12位で突破。5日目の準優勝戦は12Rに4号艇で登場する。
3日目までは「全体的に足りない」とタッグを組む39号機のパワー不足を嘆いた。それでもペラと向き合い続け、「兆しは見えました」と気配は好転ムード。「やっと初日という感じですね。ちょっと伸び寄りです。もう少しピタッと合わせたいです」。勝負どころに向けて調整の手を緩めるつもりはない。
今期(昨年11月~3月27日)は6.28と好リズムを刻んでおり、2年ぶりのA1復帰も射程圏内だ。好調の要因としては師匠である宮地元輝の存在も大きいようで、「宮地さんに刺激を受けて、最近は強気のペラで伸び寄りにしています。それが当たっていますね」とにんまり。
そんな師匠からはLINEでアドバイスを受けることが多いようで、「宮地さん、文章の最後が絵文字じゃなくて、『。』が多いんですよね。『。』が怖いんです…」と悩みを吐露。「でも、宮地さんは絶対に怒るような人じゃないからいいんですけどね(笑)」
小芦は5月にとこなめで開催されるレディースオールスターへの出場が決定。それももちろん光栄なことだが、「SGのオールスターにもいつか行ってみたいです。そのためにはA1をキープし続けないとですね」と先を見据える。そして青写真も描き、「いつか宮地さんと一緒に行けるように」。その願いを現実のものにするべく、師匠と二人三脚でさらなる高みを目指す。
▼12R 小芦がカドから握ってファイナル切符を手中に収める。1-4-256。
