ボートレース

【若松ボート(ナイター)SGクラシック】前田将太「ドリームの点増しを忘れていました」/未勝利でも準優3枠ゲット

【ボート王国九州・山口!】
 絶望モードを脱してV争い続行だ。低素性機が相棒の前田将太(37)=福岡・102期=が、予選突破を果たした。

 「抽選でこのエンジンを引いたときには、今節はもう終わったと思いましたよ。でも地元だし、気候が変動しても調整を頑張れた。普通程度だけど、素性下位ランクの感じではないですよ」

 地の利も味方に戦えるレベルには引き上げて、持ち前の巧腕を生かせるだけの状態だ。

 予選を終えての得点率は、未勝利にしては高い6.83で、順位は7位。「ドリームの点増し(4着で7点。予選なら4点)を忘れていたので、思った以上に点数が余っていましたね」

 思わぬ〝おまけ〟で得た準優の枠番は「3」と自力勝負が可能な枠。「僕って結構、準優に乗ってしまえば、優勝戦にも乗るんですよね」。その精神状態で臨めることが何よりの強調材料。九州勢で唯一、初日ドリームに名を連ねた男が、最後の一番にも名を連ねる。

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九州勢で唯一のドリーム組だった前田将太
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