【からつボート(モーニング)ヴィーナスS】浜田亜理沙が1年ぶりのVを目指す

準優12Rに2号艇で登場した浜田亜理沙(37)=埼玉・104期=が、きっちり2着を確保してベスト6入りを決めた。
「何かしっくりこない」。節序盤は生命線の回り足に不満を抱えていたものの、「リングを換えて正解だった」。4日目に整備を施すと気配は一変。その4日目の9Rで、直近2年間の当地女子最速タイムとなる『1分46秒8』の破格のレースタイムを出すほどにまで上昇した。
しかし「準優が一番悪かったかもしれない。回った後の進み具合が甘くなっていましたね」と機力は逆戻り。「しっかり調整し直します」。再び相棒との呼吸がピタリと合うまでペラと向き合い、大一番に臨む。
次節は宮島周年に夫の中田竜太(埼玉)と夫婦そろって参戦する予定。2023年クイーンズクライマックスVなどの活躍ぶりに、夫からは「雲の上の存在」と称されるほど。それでも、「そんなことないですよ(笑)。今度は(主人に)教えてもらいます」と水の上でも夫婦円満。さらなるレベルアップに向けて慢心は一切ない。
優勝戦は5号艇で登場。女子きってのスピード自慢が快速ターンを繰り出して、1年ぶりの勝利の美酒に酔う。