【若松ボート（ナイター）SGクラシック】池田浩二「スタート遅れがショック」落胆ばかりの繰り上がり優出

　準優9Rの1号艇で3着だった池田浩二（46）＝愛知・81期＝は、繰り上がり優出にも喜ぶどころの話では一切なかった。

　相当なコース実績を誇るインの名手が、コンマ32というまさかの6番手スリットだったからだ。「ショック。マジで情けない…。レース間特訓でもスタート展示でもいい感じに切れていたのに、本番だけ起こしで鳴いた。全く考えてもいないことが起きた」

　それでも1Mは、苦しい隊形からどうにか先マイ。それがなければ大敗もあり得ただけに、このあたりに超一流のうまさが現れた。

　優勝戦は6号艇。最も不利な枠番ではあるが、そんな状況を覆し、常人以上に舟券圏内まで持ってくるうまさがあるのもまた事実。2人が優出と盛り上がる地元・北九州勢に割って入る。

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