【若松ボート(ナイター)SGクラシック】馬場貴也はデータ上もツキの良さも見逃せない
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
今回の優勝戦もデータの面から探っていきましょう。ファイナルに進出した6人の通算V率を表にしました。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。西スポボートレースチャンネルの優勝戦展望(今回は30日13時~)でも毎回示している、おなじみのデータです。
さすがにSGだけあって総じて高い数字ですが、1号艇の佐藤隆太郎は22.6%で優出メンバーの中では最も低い数字。準優突破率と同様に1号艇を上回る数字の選手がいる場合は波乱が起きやすいので、今回の優勝戦は決して堅くはありません。中でも馬場貴也と池田浩二は「かなり勝負強い」に分類される30%に迫る数字で、全員が勝負強いと言えますがその中でも馬場と池田は抜けています。
そこで今度はイン以外での優勝の割合を示したイン以外のV率を見てみましょう。これは波乱を起こして優勝した確率とも言い換えられます。
1号艇の佐藤以外で目立つのは30%を超えている馬場、塩田北斗、宮地元輝の3人。特に目立つのは唯一40%を超えている宮地で、Vの半数近くをイン以外で優勝していることになります。ただ、5コースからのVは2回と少なめで、想定コースのV経験の豊富さなら3コースのV数が8回もある馬場でしょう。通算V率と絡めて考えれば、好配の使者としては馬場が適役かもしれません。

▼12R 馬場は準優で2着ながらも、繰り上がりで3号艇が手に入ったツキの良さも見逃せない。半年間の3コース1着率も33%と高いので、まくりでもまくり差しでも怖い。3-5=全。
▼6R 豊田健士郎の機力は伸び型でセンター向き。3コース1着率も41%と高く要注意。3-5=全。
▼8R 永田啓二はここまで低空飛行も機力は序盤よりは上向き。4コース1着率は21%と高いので、最後に一矢報いる。4-56-全。
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