【大村ボート(ナイター)一般】齋藤達希 調整の方向性をガラリと軌道修正して効果てきめん
【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】
「展開が悪かったですね」と3日目にがっくりだったのは齋藤達希(33)=静岡・111期。6枠1走のこの日、1周BSでは2着争いに加わっていたが、2M手前で目の前の平高奈菜が振り込む不利に遭い5着まで後退した。
ただ、結果とは裏腹に機力は上昇ムード。「乗り心地を求めてベースをガラッと変えました」とそれまで大事にしてきた伸びに見切りをつけ、ペラの方向性を大幅に軌道修正した。「乗り心地は2日目より良くなった。足も(展示航走の各種)タイムが出ていたし悪くなかった」とすぐさま舟足にも効果が表れた。
ペラだけでなく「一から点検し直したら、ステバーも曲がっていたみたいでしたね」。隅々まで自艇と向き合ったことも機力アップを大きく後押した。準優進出へは絶望的な状況だが、心機一転でまずは今節初白星を目指す。
▼5R インの藤崎小百合が低調ムード。小野寺智洋が機力の良さで強攻策に出るようなら齋藤にも勝機。3-24-全。
▼11R 小野寺は連日軽快な機力をキープ。大外からでも上位争いは十分。1=6-全。
