【下関ボート（ナイター）一般】試練のイン戦を乗り越えた戸敷晃美が予選を8位で突破

　戸敷晃美（28）＝福岡・118期＝が試練の1枠戦を乗り越えて3日目準優勝戦に駒を進めた。

　初日は4、6コースから5、4着と舟券貢献はならなかった。迎えた2日目予選ラストは3R1枠戦。しかし、ここは6枠にインファイターの今村暢孝がいる上にホーム強い追い風、さらに戸敷自身がF2の身と慎重に慎重を期さねば勝利どころか大敗につながりかねない一戦だった。ここをインからコンマ08のトップSを決めると1M先マイ、まくり差した白神優との最終2Mまでに及ぶ攻防を制して今節初白星を獲得した。

　「Sは放ってしまいましたが、行かれるような感じはありませんでしたね。足自体は悪くないと思います」と機力はまずまず。「ただ、白神選手には最後のターンマークでも詰められていたし、調整は必要ですね。女子力（体重差）で勝てた感じですね。初動の掛かりや手前を良くしていきたいです」

　準優は10Rの3枠。万全の調整を施し、Sに神経を研ぎ澄ませて昨年11月の若松以来となる優出を目指す。