【若松ボート(ナイター)SGクラシック】塩田北斗「次のチャンスがくると思って、また一から頑張りたい」
【ボート王国 九州・山口!】
4カドからフルダッシュで飛び出した塩田北斗(37)=福岡・105期=は、2着が精いっぱいの結果に「悔しい。マジで悔しい」。Vまで届かなかったことに、ただただ無念さをあらわにした。

敗因を「スタートが全てでした」と振り返った。「全速で行きたい思いが強くてため過ぎてしまった」というタイミングはコンマ17。「ゼロ台は行かないときつかった。やれることが何もなかった」。スリット後に伸びたのは確かだが、1Mはイン佐藤隆太郎が既に先マイ態勢。その航跡に続いて回るより攻める手段がなかった。
「こういうチャンスを一発で仕留めきれないのが自分の弱点」と自らを責めたが、選考順位しんがりでの出場で、SG初優出、そして準Vというのは十分にたたえていい好走。「次のチャンスがくると思って、また一から頑張りたい」
この優出で6月のSGグランドチャンピオン(戸田)の出場権は確保。再び頂点を目指して戦いを挑む。