【大村ボート(ナイター)一般】川崎智幸「昔の自分ならもっと着が取れるエンジン」現状維持で準優突破へ
【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】
過不足なく決めた。川崎智幸(57)=岡山・60期=は予選ラストの勝負駆けをきっちりクリアしてベスト18に駒を進めた。
目安の6.00へは2走14点条件。前半を枠番通りの3着にまとめると、4枠の後半は1Mを強気に攻めて次位争いに浮上すると、2Mも豪快なツケマイを敢行。2着を奪取してノルマを達成した。
ただ、「足自体は本当に普通」と機力は至って平凡そのもの。準優戦も大外の6号艇だが「下がることはないし、乗りやすいし、Sもしやすい。もうこの状態で行く」とあくまで現状維持を強調する。
それも「このエンジンなら昔の自分だったら、もっと着が取れていると思うよ」と経験則から、現状の機力をきっちり推し量れているからこそ。GⅠで7度の優勝を誇る岡山の古豪は、自然体で不利枠を克服しファイナル入りを狙う。
▼9R カド受けの石橋道友が低調で、平高奈菜がSを踏み込むようなら外にも展開は向く。川崎が艇団を割って2着まで。1-6-全。
▼6R まだ白星のない小黒竜吾だが、機力は成績以上。このメンバーなら2、3着でも舟券的には妙味になる。1-5=全。
