【大村ボート(ナイター)一般】百武翔「地元にしたいくらい好き」な大村で初V目指す
【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】
「諦めなくて良かった」。百武翔(32)=佐賀・114期=が大接戦を制して優出を果たした。
4枠で迎えた準優勝戦は1M、最内を差して2番手争いに躍り出た。ただ、2Mでは3号艇の森永隆にリードを許し、2周1Mでは2号艇の山本梨菜にも先を行かれ4番手まで後退した。それでも2Mでは真っ先に最内を切り込み2番手に浮上。最終1Mでも狭い艇間を抜け出す好ターンを披露。「僕の真骨頂ですから」と粘り強い走りでベスト6の切符をつかみ取った。
「グリップ感やターンの押しもいい。レース足系はいいですね」と機力も上昇ムード。「ここを地元にしたいくらい好きです」と話す大村はこれで通算4度目の優出。〝ホーム〟であるからつを上回る。「6号艇だけど、伸びは求めずこのまま。Sは遅れないようにしたい」。好相性の水面で自身初Vをつかみ取る。
▼12R 舟足の良さで山本寛久が攻めれば大外でも百武に展開は向く。1=6-全。
▼6R 平高奈菜は「ペラ調整が当たって良くなった」と大幅な機力アップに成功。大外からでも突き抜けまで狙える。6-12-全。
