ボートレース

【ボートレース】峰竜太が現役続行を明言 「40歳まで」と10年前に決めていた年齢を迎え「これからもファンのために走る」

3月の若松SGクラシックでの峰竜太

 3月30日に40歳の節目を迎えたボートレーサー峰竜太=佐賀・95期=がインスタグラムを更新し、「峰竜太のセカンドステージとして、これからもボートレースを盛り上げられたらうれしい」と新たな意気込みをつづった。

 その中で、40歳を引退時期に決めていたことを告白。「終わりを決めないと甘えちゃう弱い自分がいたのと、期限を決めないと1番になれないと思っていたので40歳までは誰よりも頑張って1番強いボートレーサーになるって30歳くらいの時に決めました」

3月の若松SGクラシックでの峰竜太

 その30歳からの10年間を「自分の実力以上のものを求められ続けて、応え続けて、みなさんのおかげで自分の人生が変わりました」と振り返り、「改めて幸せだったなぁって思います。自分はボートレースが好きだったなぁとすごく感じてます」と続けた。

 41億円の大返還劇を引き起こした2021年末のグランプリの転覆(妨害失格。ほか3艇を事故に巻き込み、3連勝式の舟券が全返還)についても言及。「あんな大惨事で終わらせてしまったのがずっと心に残ってます」と吐露した。

 さらに「このままでいいのか、最後の夢を叶(かな)えなくていいのか」。そう思う一方で「『またグランプリ獲ります!』って軽く言えるほど簡単な事ではないのは自分が1番分かってるつもり」

 そんな葛藤の中、「夢半ばのまま終わりたくない。大好きなボートレースを楽しむ時間が欲しい」という気持ちを優先し、「今までみたいに期待に応える力も自信もありませんが、僕を見に本場に足を運んでもらえたら、それだけで僕は幸せです。これからも応援してくれるファンのために走りたいと思います」と結び、現役続行を明言した。

 ファンからは「引退の報告じゃなくて良かった」「これからもずっと応援します」など、誕生日の祝福とともに変わらぬ応援のコメントが並んだ。

 峰は3月25~30日、若松ボートのSGボートレースクラシックに出場し、惜しくも次点で予選落ち。SG次戦の5月のボートレースオールスター(まるがめ)にも出場が決まっている。4月3日からは宮島ボートのGⅠ周年記念に出走する。

3月の若松SGクラシックでの峰竜太
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