ボートレース

【津ボート・GⅠ周年記念】宮地元輝の謝罪とファンの激励の好循環

【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
 まっすぐで正直な好漢・宮地元輝(38)=佐賀・100期=が津のファンの前でまたしても謝罪。1R前にあったオープニングセレモニーで登場するなり、「前節はすみませんでした。舟券圏内を守れるよう、気をつけて走ります」

 前節とは若松SGクラシックの優勝戦のこと。3周2M手前まで3番手だったが、西山貴浩に抜かれて4着。西山は不良航法の裁定だったとはいえ、抜かれた事実を受けての潔い謝罪だった。

 宮地は9月にあった津72周年記念のオープニングセレモニーでも「前節は妨害してすみませんでした」と謝罪(その時の記事)。直前のSGメモリアル準優で、3番手で3周2Mを回った直後に舟がよれ、後続が接触して転覆したため妨害失格。その結果を受けてのものだった。

 ただ前回も今回も、ファンの対応は温かいものだった。拍手が送られ、飛ぶ言葉も「みやちー」「気合だ!」など激励ばかり。彼のまっすぐな人間性がファンに伝わり、ファンの激励がまた宮地の意欲を生む。その好循環が見られるのは、取材者としても実に幸せなこと。なので今後も積極的に記事にする。

 ▼4R 6号艇の時の宮地は、舟券に絡めば好配当必至だと自覚するからこそ奮闘する。14-6=134。
 ▼11R 佐藤隆太郎もオープニングセレモニーでは、SG初制覇を祝福するたくさんの拍手が送られた。イン土屋智則が菅章哉のまくりに応じる展開なら、2コースから差し切りも十分。2-16-全。

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前節優勝戦で3着を逃したことをファンに謝罪する宮地元輝
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