ボートレース

【ボートレーサー養成所】田中結 現役ボートレーサーの両親から「けがをしないことが一番」/父が元レーサーの谷田喜一郎「養成所で成績上位を」

 ボートレーサーの父母や叔父を持つ養成員3人が訓練をスタートさせた。

 このうち、田中結養成員(16、大阪出身)は父が田中和也(40)、母が原田佑実(37)で、ともに大阪支部所属の97期。

 田中養成員は「物心ついたころからボートレースが身近にあった」と言う。2度目の受験で難関をくぐり抜け、高校を休学してレーサーを目指す。その理想像も「両親」だ。「2人のレースを見て『かっこいい』と憧れてきた」

 入所に当たり、両親からは「頑張って卒業してきなさい。けがをしないことが一番」と送り出された。この言葉を胸に、厳しさを覚悟してこれからを過ごす。「一日一日を大切にしながら成長していきたい」と誓った。

両親がともにボートレーサーの田中結養成員

 高校を卒業して挑む谷田喜一郎養成員(18、高知出身)は「小学生のころから父に『ボートレーサーになれ』とずっと言われてきた」と明かす。その父は元レーサーの昭利さん(63)。香川支部所属で、通算7Vを数えた。

 進路をレーサーに向け始めたのは中学3年のころ。受験に一発合格を果たし、柳川にやってきた。「父から訓練の厳しさを聞いている。もらった言葉も『とりあえず、卒業しろ』。でも、養成所では成績上位を狙っていきたい」と決意を口にした。

元ボートレーサーを父に持つ谷田喜一郎養成員

 

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