ボートレース

【津ボート・GⅠ周年記念】夢の勝率9点台に本人は全くの無意識

【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
 今期(昨年11月~)の勝率が9.00で前検入りした茅原悠紀(37)=岡山・99期=が、得点率8.33で予選を終了。GⅠは着順点が1点増しで、ドリーム1着の点増し(着順点の10点より多い12点)を差し引きすると勝率9.00で予選を終えたことになり、9点台を依然としてキープして、集計締め切りまではあと3週間ほどだ。

 ただ本人は「よく言われるんですけど、本当に全然興味はないんですよ」と素っ気ない。「何かもらえます?」といたずらっぽく笑いながら、「全てはやり尽くした上での結果ですからね。何なら8.99で終わっても別にいい」。しゃかりきにその数字を目指すというよりも、ベストを尽くすことを優先する。

 前回の9点台は、2003年前期(集計期間は02年5~10月)の今垣光太郎の9.45で、もう20年以上も前。当時はSGの着順点が3点増し(現在は2点増し)。しかも前期の集計期間にはSGが5大会もあるので高い数字を稼げる可能性が高く、後期の集計の茅原の数字には、相当な価値がある。

 もし9点台達成なら、年間タイトルの一つである「記者大賞」の投票では茅原の名前はぜひ入れたい。私があげられるものがあるならそれぐらいだ。

 ▼11R 茅原悠紀が1着通過で9点超への貯金を増やす。あえての配当の期待なら外勢の3着。1-2-56。
 ▼12R 森高一真の4日目は大外からの2着。機力評価は辛口だが、1枠の菅章哉を除けば大した足はいないので優出に届くかも。1-3-全。

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今期勝率9点超えをキープする茅原悠紀
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