【下関ボート(ナイター)ルーキーS】川崎智稔がダブルの勝負駆けに挑む
川崎智稔(25)=岡山・125期=がダブルの勝負駆けに挑む。2日目後半には豪快なまくりで3連単10万舟の立役者となった。「みんな勝率が6点オーバーの人たちだったし、Sは行く気で行きました」とトレードマークの笑顔を見せて振り返った。
そして3日目は1R2枠での1回走り。F艇が出る波乱の中をコンマ02のSで踏みとどまって2着を確保し、準優入りを懸けて4日目3Rに臨む。
「足はしっくりきていないですね。回り足は普通くらいですが、伸びはもう少し欲しい感じがします。ペラで何とか上積みしたいですね」とレース後はペラ調整室に直行し、勝負どころへ向けて入念な調整を行った。
また、級別審査も佳境に入り、目下A2級勝負駆けの真っただ中でもある。「勝負駆けはしんどいですね。でも、師匠の森定晃史さんがいつもレースを見てくれて、『今期はいけるぞ』と言ってもらえました。残り1節あるし、勝率を上げて余裕を持っていきたいですね」。気合の踏み込みで二つの勝負駆けを成功させてみせる。