【大村ボート（ミッドナイト）一般】町田洸希が「引いたときやばいと思った」45連敗中エンジンにも上昇の兆し

【記者コラム・寺田洋司の狙い目】

　町田洸希（33）＝長崎・120期＝が評価を覆した。手にした24号機は前走者の河野真也が「全体的に弱い。お手上げ」と整備に苦労したエンジン。町田自身も前検では「このエンジンを引いたときはやばいと思った」と表情を曇らせていた。

　機歴をさかのぼると、6人前の澤崎雄哉が今年1月にイン逃げ1着。これ以降5人が乗り継いできたが、45走未勝利中（4月7日終了時点）。しかし昨年12月の西スポ杯では、菅章哉が優出3着と好成績も残している。

　「中間整備も入っているし、前走の河野さんがペラを仕上げているので、このままレースに行ってみます」と臨んだ初戦は2着。「展示の1周タイムが一番だったことで安心しました。S失敗してしまったが、2着に残せたのは大きい」と、抽せん時の不安は解消された。

　「乗りやすいけど、まだ出足が弱い気がします。調整をして仕上げていきたい」。課題はあるが復調の兆しは見えはじめた。24号機の未勝利記録を町田がストップさせる。

　▼1R（町田洸希）　S集中して先マイ逃走。相棒24号機の45連敗記録をストップさせる。　1－35－2345。

　▼8R（山田和佐）　機力に納得の山田がセンター全速戦。　3－145－1456。

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