【津ボート・GⅠ周年記念】負けて強しのニューヒーロー
【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
負けて強しを大いに印象づけた。3月末にクラシックを制したばかりのニューSGウイナー佐藤隆太郎(30)=東京・115期=の今節の戦いは、準優6着で終了。SG初Vに続いてGⅠ初Vとはいかなかった。
ただ、準優の内容は圧巻だった。4カドからコンマ04のトップSを放つと、1Mは内3艇を一気にまくった。記念レースの準優で簡単にできる芸当ではない。勝ったのは大外から差した土屋智則で大万舟券の決着だったが、その一翼を担ったのは間違いなく佐藤だった。
注目を浴びる中で予選、準優を堂々と戦い抜き、チャレンジャー精神も失わなかった姿には感服。今年のうちにGⅠ初Vも挙げても驚きはない。
▼10R 佐藤は予選4日目、5、6枠で6、6着の惨敗。6枠のここで舟券に絡んで雪辱。14-6=145。
▼12R 柳生泰二は地元徳山のオーシャンカップ出場にわずかな望み。ここでできる限りのポイントを得て、次節の福岡周年で最後の勝負駆け。12-5=12。
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