【からつ(モーニング)一般】深川真二 主役は遅れてやってくる
波乱続きの準進戦となったが、深川真二はトップバッターを務め、ただ一人逃げ切り勝ちを収めた。「ギアケースを調整したのが良かった」と整備も奏功し、機力もアップ。今節はなかなか、機力にOKサインが出ず、予選も上位ながら4位に甘んじるなど、もどかしい走りが続いていた。潮目が変わったのは3日目。「12Rを走って分かった」と調整の糸口をつかむと、「4日目は大丈夫。イメージ通りにいけば出足と行き足はくると思う」との言葉通りにきっちり仕上げてみせた。準進戦の波乱もあり、準優戦は巡り巡って12Rの1号艇が回ってきた。地元の総大将が貫禄の逃げを披露して、ポールポジションの座にどっしりと構えてみせる。