【大村ボート（ミッドナイト）一般】「このままでは帰れない」鈴谷一平が予選突破へ猛チャージ

【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
　鈴谷一平（30）＝兵庫・116期＝が予選最終日、勝負駆けに挑む。

　今節手にした11号機は前節に川崎智幸が「このエンジンなら昔の自分だったら、もっと着が取れていると思うよ」と評価したエンジン。ところが、初日のレースを走ってみても、なかなか自分好みの伸びがきてくれず、鈴谷は「温水パイプが外れた影響ですかね…」。思うような反応が出ず、連日調整に苦心している。

　今期（昨年11月～）は7点勝率も目前とハイペースを刻んでいるが、「大村でいい成績を残せていないんですよね」と弱音もぽろり。それでも「来期からA1に戻るんですよ。こんなことで泣きを入れてる場合じゃないですね」とすぐさま打ち消した。

　上のレベルでの戦いを見据えるだけに「このままでは帰れない」。まずは目の前の予選突破に向けて猛チャージをかける。

　▼3R（鈴谷一平）　大神康司の前付けでスロー水域が深くなれば、持ち前のS力で自在に抜け出す。5－136－1236。
　▼11R（山田和佐）　相棒の52号機はダッシュ向きの伸び。Sを踏み込んでまくり切る。4－156－1356。

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