【大村ボート(ミッドナイト)一般】「少しでも上位着を」A級勝負駆けの一宮稔弘がS力で優出狙う
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
一宮稔弘(53)=徳島・77期=が得点率14位で準優勝戦へ駒を進めた。
前検で手にした39号機に「Sの感じや伸びが弱そうな雰囲気」と不安を抱えていたが、迎えた初戦は4コースからトップSでまくり快勝。「チルトを下げたらグリップ感があって、出足や握り込みが良くなった。いいSが行けた」。機力面の憂いなく予選道中を駆け抜けた。
持ち味のS力も第一関門突破へ大きく後押しした。2枠だった予選ラストは、コンマ06のトップSからジカまくりを敢行。内から差した生方靖亜に逆転を許したものの2着をキープ。ボーダー下からの勝負駆けにも成功した。
昨年5月の住之江の事故で負傷。5カ月の療養の後、10月に復帰した。「事故の影響で、A2の点数ギリギリ」という今期(昨年11月~)勝率は5.43。「大村は悪いイメージがないので、少しでも上位着を取りたい」。優出を決めてA級勝負駆けの大きな弾みにする。
▼10R(一宮稔弘) 一宮がトップSを決めてまくり差す。5-123-1234。
▼12R(荒井翔伍) 次点に泣いた荒井がカドから一気にまくって憂さを晴らす。4-16-全。
■ボートレース大村 開催一覧(出走表・予想)
■ボートレース大村 ニュース一覧