【からつボート(モーニング)一般】江夏満「刺激になります」 大病克服の同県同期を励みに準優入りなるか
【記者コラム・造田大の大勝負】
江夏満(こうか・みつる。44歳)=福岡・89期=が同県同期の走りを糧に奮戦する。つい先日、若松(12日が最終日)で同じ89期の枝尾賢が脳梗塞から復帰。いきなり優出を果たすなど大病明けとは思えない活躍を見せている。江夏も「しっかりと見ていますよ」と戦友の走りを目に焼き付けている。
「枝尾や奥さんの愛ちゃん(旧姓森永、福岡・89期=引退)から病状は聞いていました。無理だけはしないでほしい」と復帰節から全開の戦友を心配。その一方で、「僕ら同期が落ち気味の時に枝尾がこうも頑張ってくれると、刺激になりますよね」と自身のやる気につながっているのも間違いない。
今節は初日4Rの不良航法による減点が響いて、3日目時点で得点率29位タイ。予選突破は苦しい状況だが、4日目を連勝すれば準優進出の可能性は見えてくる。大病を克服した盟友から力をもらって、準優入りへ全力を注ぐ。
▼4R 4、5枠の選手が低調。6枠でコースは遠い江夏だが、「自分は展示タイムが出ない方なのに、今回は出ている」と足は悪くない。大外から連入して、後半に望みをつなぐ。123=6-123。
▼12R 1枠の吉川昭男は差されてイン戦を落とすことが多い。江夏が鋭く差し切るか。2-13-135。
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