ボートレース

【芦屋ボート(モーニング)一般】優出ならずの廣瀬凜「選抜戦はしっかり勝って終わりたい。またリベンジに来ます」

【記者コラム・河野強の「強行採穴」】
 「優勝戦に乗りたかった…」。芦屋初参戦の廣瀬凜(22)=滋賀・131期=が、デビュー2回目の優出を惜しくも逃し、肩を落とした。

 「うまく入られましたね」。準優12Rは4コースから最内を的確に捉え、2着が見えたレース。しかし、5コースの杉田篤光が廣瀬のアタマを抑えながら鋭いまくり差しで一気に2着へ。廣瀬は3着にとどまって優出こそ逃したが、初めての水面で8戦して5回の舟券絡みと十分な好走だ。

 養成所ではリーグ戦7点台の高勝率を残し、養成所チャンプ決定戦では準Vなど非凡な才能を示して修了。デビュー後は、乗り心地やターン回りを重視した調整で、持ち前の旋回力を生かすことを心がける。「F2をしたこともあって、Sを行かないといけないというストレスは減りました」

 師匠は同じ滋賀支部の澤田尚也。「澤田さんの師匠が馬場(貴也)さんなので、ペラ調整については一緒に教えてもらうこともよくあります」。ボートレース界をリードするトップレーサーとともに切磋琢磨(せっさたくま)して、着実に成長の階段を上っている。

 「芦屋は広くて、好きな水面になりました。選抜戦はSを決めてしっかり勝って終わりたい。またリベンジに来ます」。▼10R、宣言通りに廣瀬がインからきっちり押し切って白星で締めくくる。1-345-345。

 ▼8R B1の勝負駆けに奮起する三嶌こころが最後は意地の舟券絡みへ。13-5=13。

■ボートレース芦屋 開催一覧(出走表・予想)
■ボートレース芦屋 ニュース一覧

芦屋初参戦で準優まで勝ち上がった廣瀬凜
  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena