【福岡ボート(サマータイム)GⅠ周年記念】主力が涙をのんだ波乱の予選4日間
【記者コラム・河野強の「強行採穴」】
ダブルドリームの今節だったが、その両ドリームで1、2号艇だった選手が相次いで涙をのむ結果となった。
初日ドリームで1号艇を務めた毒島誠は次点で敗退。2号艇の馬場貴也も1着条件の1回走りで5着にとどまって準優入りを逃した。2日目ドリームの1号艇の西山貴浩、2号艇の森高一真は帰郷というかたちで今節の幕を下ろした。
そんな中、初日ドリームからは深谷知博と篠崎元志が準優1号艇を獲得。同じく初日ドリームの茅原悠紀も、3日目に転覆は喫したが、「転覆の影響は一切ない。グリップがいいし、タイムも出ている。自分好みで、足は十分」と景気のいいコメントを残し、準優は3号艇。
2日目ドリームからは宮地元輝、篠崎仁志の2人が勝ち上がった。特に宮地の舟足が伸びを中心に良好で、「ベストな状態を引き出して勝ちにいきたい」と気合は十分。準優は1号艇の逃げだけでなく、波乱にも期待したい。
▼10R 福岡GⅠ初Vへ気合をみなぎらせる篠崎元志、池永太、仲谷颯仁の地元勢に絞って2点勝負。1-5=6。
▼11R 転覆がなければ準優1号艇も狙える位置にいた茅原。センターまくりで一気に抜け出す。3-全-124。