ボートレース

【福岡ボート(サマータイム)GⅠ周年記念】勝負強さなら茅原悠紀、好配の使者なら宮地元輝



【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
 

 今回の優勝戦もデータの面から探っていきましょう。ファイナルに進出した6人の通算V率を表にしました。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。西スポボートレースチャンネルの優勝戦展望でも毎回示している、おなじみのデータです。

 さすがにGⅠだけあって総じて高い数字ですが、1号艇の石渡鉄兵は23.7%で優出メンバーの中では低い数字。決して悪い数字ではありませんが、準優突破率と同様に1号艇を上回る数字の選手がいる場合は波乱が起きやすいので、今回の優勝戦は決して堅くはありません。中でも茅原悠紀は「かなり勝負強い」に分類される30%オーバーで、勝負強さでは断トツ。これがわが社の本命に推した理由の一つでもあります。

 そこで今度はイン以外での優勝の割合を示したイン以外のV率を見てみましょう。これは波乱を起こして優勝した確率とも言い換えられます。

 トップは唯一40%を超えている宮地で、48.6%ということはVの半数近くをイン以外で挙げていることになります。当地では6回のV経験がありますが、GⅠ69周年を含めて半分の3回がイン以外。「正直言って若松のクラシックよりも今回の方が気合入っています!」という意気込みも買いで、当地での4コースでのV経験もあるだけに好配の使者としては宮地が適役かもしれません。
 

節一の伸びを武器に当地周年Vに闘志を燃やす宮地元輝


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