【ボートレース福岡(サマータイム)西スポ杯】低調機シリーズならより重要
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
今節は低調機シリーズですが、これなら絶対に抑えておかないといけないのがボートの良しあし。現在の低出力型エンジンはその名の通り馬力が落ちたことで、機力を構成する要素(エンジン本体、プロペラ、ボート)のうちで比率が低下。その代わりに比率が上がったのがボートで、この良しあしは以前と比べられないほどに重要度が増しています。
しかも良機が少ない低調機シリーズなら、重要度が上がるのは当然のこと。低調機シリーズで良艇を手にしたなら、エンジンが低調機でも意外に軽快な動きをすることが多いからです。数少ない好素性機とのセットなら、大きな威力を発揮することになるのは言うまでもありません。
今節でなら齋藤和政が良機良艇の好セットで、中間整備で化けている47号機の田代達也や、素性がCランクの中でもBランクに近いエンジンに乗る北川潤二、佐藤悠、前原大道も警戒が必要。良艇効果はシリーズの後半に最大化するので、節間を通して追いかけたい存在です。