【ボートレースからつ（モーニング）一般】篠崎元志が主役の意地を最後に見せるか

【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
　初日のドリーム1号艇を務めた今節の主役が、何とかV戦に駒を進めた。篠崎元志（39）＝福岡・96期＝は準優12Rに2号艇で登場。1周1Mは、チルトを3度にハネた6号艇の古川健の豪快なまくりに屈しかけたが、2周1Mでその古川を逆転し2着を確保した。

　今節はエース20号機を引き当てたものの、決して楽な道のりではなかった。前検では「『すごいな』という感じはなかった」と機力には疑心暗鬼。そして、ドリーム戦は5着に沈んだ。

　ただ、「2日目に整備をして、雰囲気が出てきました」と気配は徐々に良化。「正直言ってペラは合っていないと思うけど、足はしっかりしっていると思います」。エース機は元の姿に戻りつつある。

　優勝戦は4号艇で登場。最後にバチッとペラを合わせてエース機の威力を発揮し、イン濱崎直矢の牙城を崩すことができるか注目したい。

　▼12R　篠崎は樋口亮、笠雅雄の内枠勢よりも、S力、機力で勝る。最後に勝負強さを発揮して今年初Vへ。4－1＝25。
　▼5R　古川は準優でチルト3度の飛び道具を使用。最終日も3度を示唆しているだけに、ここも大注目。56＝56－124。

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