【ボートレース大村(ミッドナイト)一般】原田幸哉がミラクルまくり差しで準優1着「諦めずに調整して良かった」
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原田幸哉(49)=長崎・76期=が準優10Rでミラクルを起こした。今節は初日メインのイン戦を落とすなど序盤から低空飛行。機力も芳しくなく、4日目もピットで重い表情が目立っていた。
それでも、地元のエースは巧みなハンドルさばきで機力をカバー。枠なり3コースからイン山口剛の懐を鋭く突くまくり差しを披露。レース後は、「奇跡、奇跡」と連呼して笑みを浮かべた。
自身も驚く勝利の要因は諦めなかったこと。「準優はぶっつけ本番の調整で走って、イメージ以上に合っていた。(ずっと悪かったが)全部の足が今節初めて中堅まであった」と根気強く調整したことが1着での優出につながった。
優勝戦は再び、3号艇で登場。「これ以上の足は望めないと思う」と舟足では劣勢だが、「今の足をキープできれば優勝戦もチャンスがあるはず。準優は厳しいと思っていたが、諦めずに調整して良かった。優勝戦も諦めないで頑張る」とネバーギブアップの精神で今年3V目を狙う。