ボートレース

【ボート王国九州・山口!】前田全力で挽回!! 【鳴門】

同期の河合佑樹と話し込む前田将太(左)
同期の河合佑樹と話し込む前田将太(左)

 2日目は寺田祥が2コース、篠崎元志が3コースのツケマイで初白星を挙げ、原田幸哉は薄氷の白星とはいえ瓜生正義を3周2Mで大逆転。それぞれが予選中盤への足掛かりにした。G2の日高逸子と渡辺優美はいち早く白星を挙げて、軌道に乗りたいところだ。

 羽野直也も3戦未勝利ながら3、5、6枠を(4)(3)(3)と粘りをみせる。「道中がうまくなった? 少しずつ成長しているのかな。でももうちょいですよ」。謙虚な振る舞いが多い好青年も、昨年はヤングダービーを制して今年もG1 2Vと、福岡支部きっての有望株に成長した。「次はSGでの結果。G1は準優に乗ることが多くても、SGは大体、予選落ちしているので」。3日目の1枠を勝ち切れば残りは2、4枠。鬼門のSGで殻を破ってみせる。

 前田将太は危機的な立場を迎えた。3日目の4Rは4号艇で“必殺”のまくり差しに打って出たものの不発。2Mでは最後方に置かれあえなく6着に完敗。「2号艇の稲田(浩二)さんのアタマを狙いにいった1Mは、ちゃんと差さないといけなかった」と猛省した。

 予選最終日の4日目に1枠を残すといえ、3日目は6枠なので実質、準優へ1日早い勝負駆け。オープニングセレモニーでは「全力でチャレンジしたい」と宣言した通りに「3日目から挽回する!!」と巻き返しに燃える。毎月のように優勝を積み重ね、怒濤(どとう)の8Vを引っさげて乗り込んできた勝負師が、全能力を解放して望みをつなぐ。

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