ボートレース

【ボートレース福岡(サマータイム)一般】イン1着率上昇の裏には新ボートの影響あり


【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】

 2月から新エンジンに切り替わりました。これでレース傾向がどう変わったのかを探るべく、新エンジンになってからのコース別1着率を見てみましょう。

 全8節のうち5節でイン1着率は60%をオーバー。70%に迫るシリーズもあり、明らかに〝イン主導〟のシリーズが増えています。この表だけを見れば、福岡はインが強いレース場に変貌していると言っても過言ではないかもしれません。

 ただ当地はエンジンとともにボートも同時に更新されるので、この表の期間は新ボートで開催されているということ。新ボートは使い納めの時期と比べて水を吸っていないために軽く、インが強くなる傾向があります。これだけインの1着率が高い裏には新ボートの影響があるとみていいでしょう。

 とはいえこの期間内の決まり手を見てみると、逃げ以外で2桁の本数の決まり手が出たのは、まくりが6節で差し1節。つまり、まくりが強いという傾向は以前と変わっていません。インが強くなりやすいGⅠでイン1着率が5割台、直前のどんたく特選は4割台とイン1着率はヘコみ気味なので、インが強いレース場に変わったと考えるのは早計でしょう。これからボートが使い込まれることで新ボート特有の傾向はなくなるので、インへの過信は絶対に禁物です。

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