【ボートレース若松(ナイター)ルーキーS】藤原碧生が当地ルーキーS連覇へ

準優9R、2号艇の藤原碧生(25)=岡山・129期=が枠番通りに2着を確保。当地ルーキーシリーズ2連覇への挑戦権を得た。
5日目の2走は、前半は6コースからのまくり差しで白星、準優はツケマイで2着と握るレースを連発。「ペラ調整でこれまで良くなかった乗り心地が合わせられていた」と一発勝負の前に機力の不安を一掃。「足はバランスが取れている感じだけど、伸びはいい人にはやられるし中堅上位くらい。調整はこの辺りで行く」。トップとの差は認めつつも、できる限りの上積みは施した。
「(優勝の)チャンスは薄いんじゃないですかね。でも、去年も厳しいかなと思っていたので」。昨年のルーキー戦は1号艇原田才一郎、2号艇藤原の並びで対戦し、1Mの鋭い差しで優勝。自身の期待をいい意味で裏切って最高の結果を手にした。
今年の枠番は〝4〟。前回よりコースは遠のいたが、腕にはより一層磨きが掛かった。「展開を突く準備はしておく」。わずかなチャンスも逃さず、自慢のハンドルを繰り出して連覇を狙う。