ボートレース

【ボートレース若松(ナイター)ルーキーS】藤原碧生が若松ルーキーシリーズ2連覇

かっぱくんトロフィーを手に笑顔の藤原碧生

 若松ボートのルーキーシリーズ第10戦 植木通彦フェニックスカップ「第25回スカパー!・JLC杯」は3日、12Rで優勝戦を行い、4号艇の藤原碧生(25)=岡山・129期=が4コースからまくり差しでV。2着は2号艇の西丸侑太朗、3着は3号艇の高橋竜矢が入り、3連単は2万2800円、44番人気の波乱の決着だった。藤原は通算7回目のV。

◆若松12R優勝
 選 手 名 支部 期別 コース ST 今節成績
1 4  藤原  碧生 25 岡山 129 4 19 443111212
2 2  西丸 侑太朗 21 香川 130 2 11 322111141
3 3  高橋  竜矢 27 広島 121 3 16 121413341
4 6  佐藤   航 25 埼玉 124 6 24 146323442
5 5  大場  恒季 25 愛知 126 5 22 341532112
6 1  原田 才一郎 28 福岡 122 1 14 212131141
  3連単 22800円(44番人気) 決まり手=まくり差し

■ヒーロー
 「若松とは縁がありますね」。昨年の当地ルーキーシリーズを2コース差しで制して以来の参戦だった藤原。優勝戦の枠番は昨年よりも遠い「4」だったが、実に的確な運びで連覇を成し遂げた。

 進入隊形は枠なりの3対3。インコースの原田才一郎に対し、右隣の西丸侑太朗が勢いよく伸ばしてジカまくりを敢行。「3(高橋竜矢)が差すと思って、その上を行った」。1Mを好旋回でクリアし、2Mも先制ターン。その後も西丸が猛然と追いかけてきたが、逆転を許さなかった。

 「優勝戦の調整は失敗していた。ターンは仕上がっていなかった」と万全の態勢ではなかったというが、「(レースの前に)ボートの中に鳥のふんが落ちていて、これは〝運〟が来たなと。さすがに拭き取りましたけど」。レース前の余裕がうかがえる落ち着きぶりで、この強靱(きょうじん)なメンタルも強さの要因だろう。

 今年は1月多摩川のルーキーシリーズ以来、2回目の優勝。「ペースが遅いですね」と本人は物足りなさを隠さない。「ダービーの勝負駆けもあるし、来年のクラシックにも出たい」とSG戦線をにらみ、ここからさらにペースを引き上げていく。(小野亮太郎)

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3周2Mを先頭で回る4号艇の藤原碧生
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