【ボートレースびわこ・GⅡボートレース甲子園】強攻一辺倒の速球派37歳が珍しく投じた変化球 それでもやっぱり「もっとスピードを出したい」
「カーブを投げましたね」。2日目7R、カド発進ならまくり一辺倒の菅章哉(37)=徳島・105期・A1=が、3カドから珍しくまくり差し。2着に入ったレースをそう表現した。
「このメンバーは真っすぐだけでは抑えられません」。GⅡとはいえ、上位層はSG級がずらりのこの大会。7月末で集計締め切りのダービー出場の瀬戸際とあって大敗は避けたく、強気一辺倒ともいかない。そんな状況とあって、臨機応変な対応を見せた。
それでも、自らの持ち味であるストレートへのこだわりは変わらない。「今のところ、球速に例えれば140キロぐらい。(現プロ野球界なら必須の)150キロぐらいの球速が欲しい」
直線でのスピードの違いこそが伸びの良さ。3日目は1R6枠の1走と持ち味を出すにはもってこいの番組。直球勝負に徹する。