【ボートレースびわこ・GⅡボートレース甲子園】忘れてはならぬ「赤い勝負服の赤坂俊輔」長崎の巧腕が提供した10万舟にファンは「ありがとう」
【ボート王国九州・山口!】
長崎が誇る巧腕が、思い切った豪快攻めを披露して白星を挙げた。
3日目11R、枠なり3コースに構えた赤坂俊輔(42)=90期・A1=が、レバーを落とさず全速ツケマイを放ち、イン逃げ態勢だった1号艇を一気に抜き去って先頭へと浮上した。下したその1号艇は、業界最新のSGチャンピオン池田浩二。池田を5着にまで沈める会心の一撃で、3連単10万円超えの特大ホームランをかっ飛ばした。
配当を聞いた赤坂は「たまたまハマった感じだけど、元々得意な攻めではあるので、知っている人は知っているかも」。実際、場内で行われた勝利者インタビューに登場すると「ありがとう」の声も。「赤い勝負服の赤坂」は覚えておいて損はない。
機力もじわじわと整ってきた。「日に日にロスがなくなって、ターンができる感じになってきた」。持ち前の技術を生かすには何よりの状態。現得点率は6.50で、目安の6.00へは4日目の2走で10点以上がノルマ。6、4枠とあれば今度は絶妙の差し技で舟券に貢献する。
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