【芦屋・SGオールスター】佐賀の師弟コンビがまさにボーダー上
<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
佐賀の師弟がコンビで予選突破なるかの正念場。師匠の上野真之介、弟子の末永和也とも3日目を終えて6.00のボーダー上にいる。
上野は1号艇だった3日目、インから先マイしたが差し切りを許しての2着に「ターンの出口で進んでいません」と渋い顔。何とか改善して4日目に備えようと、レース後はペラ調整に没頭した。

対する弟子も1号艇で、こちらはイン逃げに成功。同じくレース後はペラ調整に取り組んだが、表情の明るさが師匠とは違った。「師匠と一緒なので、ペラ調整の面でも心強い。何としても準優には進みたい」

末永はSG初出場だった3月の平和島クラシックは師匠不在で予選落ち。初めてアベック出場の今回、初の準優入りを決めて「師匠効果」を広く示したい。
▼2R 末永のターンスピードなら、センターから握って回れる隊形にさえ持ち込めれば3着以内を確保できる。12-4=125、4-256-256。
▼11R 桐生がパッとしない状況を思うと、上野の差し切り十分。上野がジカまくりならさらに波乱。2-1-46、2-4=356。