ボートレース

【芦屋・SGオールスター】準優、優勝戦の盛り上がり楽しみ

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
 昨年、宮島で開かれた前回大会の準優の盛り上がりをよく覚えている。

 地元の實森美祐が予選を突破したことが話題になり、その實森の準優は枠なり5コース発進。軽快にスリットを飛び出してまくりに動くと、場内は大歓声。結局は差し損ね、ため息に包まれたが、次の瞬間、平高奈菜が差して浮上するとこれまた大歓声。ファンの感情がレースに最高の脚色を施した。

 今回は久々に、入場制限のないSGの1節間。どれほどのどよめきで準優や優勝戦が彩られるのかと思うと、楽しみでならない。

 ▼4R SG初出場の地元の渡邉が、王者松井を下してのSG初1着なら大いに沸くはず。2-145-145。
 ▼11R 九州のエース瓜生のさばきはボート界最上級。ここ一番で火を噴けば、地元ファンは大喜び。4-1-全。

前回大会優出の平高奈菜(中央)は無念の予選落ちも、4日目は2着でやっと舟券に貢献
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