ボートレース

【芦屋・SGオールスター】濱野谷憲吾が27年分の思いを込めて

5コースからまくりを決めて笑顔の濱野谷憲吾

〈記者コラム・橋口文子の展開の文〉
 2021年、当地で約14年ぶりにSGVを達成した濱野谷憲吾(49)=東京=が準優12R、5コースからまくり一撃。「もう少しスタートは行ったかと思ったけどね」。それでもコンマ14はトップタイミング。豪快な攻めを見せて優出切符をゲットした。

 芦屋は周年でも3Vの実績があり、SG、G1では優出したら全て優勝している得意水面。「芦屋は好きな水面のひとつ。ただ、今回は優勝するにはもうひと足こさせないと」と機の上積みには余念がない。

 オールスターは今年で27回目の出場で「27年も選んでいただいて感謝しているので、その思いを優勝戦の一戦にぶつけたい。エンジンは劣勢ですけど、優勝を目指して頑張ります」。当地巧者の男が27年分の思いを込めてファンのために全力を尽くす。

 ▼12R 濱野谷が鋭く差して一気にアタマまで。2―13―135。

10Rで優出を決めた同支部の後輩・倉持莉々(左)と写真に納まる濱野谷憲吾(右)

 

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