【ボートレース若松(ナイター)一般】「若松ではFを切ったことがない」と話す30歳地元レーサー 手にした低実績機に〝脱ワースト機宣言〟

【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
ワースト評価の62号機を手にした溝口海義也(30)=福岡・119期・A2=が、「ワーストは脱しました」と宣言。
「正直、抽選で引いたときはどうなることかと…」。しかし前検で乗ってみて「(中間)整備が入っていて、乗りやすくて悲観する足ではない」と表情は明るくなった。
初日は前半6R、4コースからコンマ08のトップSを決めると差し伸びて2着を確保。後半10Rはインコースのレースだったが、川野芽唯のまくりに屈して4着だった。
ピット作業の合間に「最近、ウナギ釣りにはまってるんです」と記者と〝釣り談議〟。前半のレース後に「つかみどころのない、ウナギみたいな足だったとか言わないですよね」と聞くと、笑いながら「まだ調整の余地はありますが、もうワーストではないですよ」と、手応えを口にした。
「若松ではFを切ったことがないんですよ」。今節も快Sを連発して、上位の成績を目指す。
▼6R(溝口海義也) 3コースからSを踏み込んで一気にまくりを決める。3-126-126。
▼3R(鐘ケ江真司) 「仲谷颯仁さんに弟子入りしました」と笑顔で報告。進入が乱れるレース。師匠の目の前で快Sを放って白星をつかむ。4-156-1256。