ボートレース

【ボートレーサー養成所・修了記念】静岡支部の藤田康生が137期チャンプ/ボートレーサー養成所修了式

 ボートレーサーを目指し、1年間の厳しい訓練に耐え抜いた第137期の修了記念競走が19日、ボートレーサー養成所(福岡県柳川市)で行われた。

 最終4Rで争われた「養成所チャンプ決定戦」は、1号艇の藤田康生(ふじた・こうき、20歳)=静岡=が、インから逃げて1着ゴール。静岡出身の選手としては、板橋侑我(いたばし・ゆうが)=118期=以来、5人目の養成所チャンプとなった。

 2着は2号艇の鈴木雄登(すずき・ゆうと、19歳)=愛知=、3着は4号艇の安藤瑠希(あんどう・りゅうき、20歳)=静岡=が入った。修了生24人(うち女子9人)は11月から全国各地でデビュー戦を迎える。
 
 養成所チャンプ決定戦の成績はこちら

最終4Rでインから養成所チャンプの称号をつかみ取った藤田康生

■ヒーロー
 「無事故完走で優勝できたことは素直にうれしいです」。現役レーサーの藤田竜弘(42)=静岡・91期・A2=を父に持つ2世レーサーの康生が、養成所チャンプ決定戦の1号艇から逃げ切って、137代目チャンプの栄冠をつかみ取った。

 レースは枠なりの3対3。「Sは展示と同じ感覚で行けた」とインからコンマ15の好Sを決めてスリットラインに進入。2、3コースのへこんだスリット隊形から4コースの安藤が全速戦で迫ってきたが、「スリットを過ぎて4、5号艇が見えていたけど、ターンマークでの旋回を8割、4号艇の警戒を2割の感じできっちり回った」。冷静なターンでブロックして主導権を握った。

 「リーグ戦の優勝戦でも、よく先頭争いをしていたので嫌な景色だなと思った」。2号艇の鈴木が1周2Mで好旋回を決めて迫ってきたが、「最後まで気を抜かずに走った」と2周1Mで完全に後続艇を振り切って、そのまま先頭をキープして歓喜のゴールで駆け抜けた。

137期のチャンプとして表彰台に立つ藤田康生(中央)と2位の鈴木雄登(左)、3位の安藤瑠希

 レーサーを志したのは、幼少期に父の竜弘と行った浜名湖のペアボート体験がきっかけとなった。「そこからボートレースを知って、小学生から変わることなく抱いていたボートレーサーになるという夢を今日かなえることができました」。リーグ戦勝率1位と養成所チャンプの称号も得るなど、この1年間を最高の形で締めくくることができた。

 「自分の魅力は1周1Mで思い切った新人らしい握った旋回。お客さまにアグレッシブな新人だなと思ってもらえるような選手になりたいです」。11月のとこなめでデビュー。これから始まる夢舞台での活躍を誓った。(河野強)

■プロフィル
 ◆藤田康生(ふじた・こうき)2005年1月25日生まれ。静岡県浜松市出身。静岡県立浜松北高-名古屋大学(法学部)在学中。登録番号5434。養成所のリーグ戦では8戦中7優出で第1戦、第4戦で優勝。リーグ戦の通算勝率は7.25で1位。163.7センチ、50.6キロ、B型。

父の藤田竜弘(左)と息子の康生
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