【蒲郡(ナイター)G1周年記念】G1初優出の菅章哉「日本一の伸び」
自らの持ち味に徹して、菅章哉がG1初優出をつかんだ。準優は3号艇で、チルトを何度にするのかを熟考。「一晩悩んで結論が出なくて、5日目になって田中信一郎さんに相談したら、『お前はどうすることで結果を出してきたんや?』と言われて、3度に決めました」と、持ち味の伸びで勝負しようと腹を決めた。
ピット離れで遅れてS展示では6コース。ただ本番は茅原悠紀と山田康二がマークに回って4コースに。ピット離れで飛び出した西村拓也が3カドという対抗策を打ってきたが、ぐいぐい伸びて一気に制圧。イン岩瀬裕亮に立て直されたが、2着に続いて、優出の椅子を確保した。
「優勝戦のチルトは絶対に3度。伸びは節一なのは間違いない。開催中の全国の中でも一番出ていると思います」
後輩の島村隆幸が今年のG1を2度制覇。「続けたらいいですね」。実現は目前だ。