【ボートレースびわこ・ルーキーS】オーバーエイジ枠の前田篤哉が逃げて今年3V

びわこボートのルーキーシリーズ第17戦(6日間シリーズ)は最終日の7日、12Rで優勝戦を争い、1号艇で人気を集めたオーバーエイジ枠の前田篤哉(28)=愛知・120期・A1=がインからしっかりと逃げ切り、今年3V、びわこは2V、通算では14回目の優勝を飾った。2着には地元の中島秀治、接戦の3着には登玉隼百が入り決着した。3連単は6番人気の1920円だった。
びわこ12R優勝 | ||||||||
着 | 枠 | 選 手 名 | 年 | 支部 | 期別 | コース | ST | 今節成績 |
1 | 1 | 前田 篤哉 | 28 | 愛知 | 120 | 1 | 21 | 1321311111 |
2 | 2 | 中島 秀治 | 29 | 滋賀 | 124 | 2 | 19 | 1511133131 |
3 | 5 | 登玉 隼百 | 26 | 兵庫 | 127 | 5 | 18 | 332452412 |
4 | 3 | 宮田 龍馬 | 27 | 兵庫 | 121 | 3 | 20 | 1242112321 |
5 | 4 | 青木 蓮 | 24 | 埼玉 | 129 | 4 | 16 | 2213321432 |
6 | 6 | 石本 裕武 | 25 | 大阪 | 131 | 6 | 25 | 5461423362 |
3連単 1920円(6番人気) | 決まり手=逃げ |
■ヒーロー
前田兄弟の勢いが止まらない。ヤングダービー(宮島)での弟・滉の優勝に続けとばかりに長男の篤哉が、今年3Vとなる優勝を飾った。「宮島でもう少し結果を残したかったので、ここはどうしても取りたかった。進入からシビアに行った」と気合の走りで優勝を勝ち取った。
優勝戦は前田も含め、スロー3艇は強力機。急な向かい風に戸惑うところはあった。それでも「自分が一番出ていると思っていたし、いい壁になってくれると思って自信を持っていった」と1Mを先マイに持ち込むと、バックでは堂々と先頭に立ち、そのまま3周を走り切って、Vゴールを駆け抜けた。
これで今年3度目のV。「来年は蒲郡でSGクラシック(2026年3月24~29日)があるし、あと3カ月、月イチで優勝すれば6回になるので可能性はゼロではない。滉もGⅠを勝っていけるし意識していきたい」と地元でのSG初出場に向け全力投球で挑む。