【若松(ナイター)一般】村上宗太郎 20歳と思えぬ落ち着き

<記者コラム・荒木翔吾の荒稼ぎ>
枠番以上に健闘した。当地初登場(加藤優弥、村上宗太郎、森口和紀、塚越海斗)の一人の村上は、初日5Rの5号艇を落ち着いた運びで3着に入線した。「1周2Mなんかは沖島さんに追い付く感じはあったと思う。レース自体にもぼちぼち慣れてきた」とまだ20歳ながら、好素材の片りんを見せた。
近年のボートレースは早い段階でスローの進入を解禁するのが一般的で、村上も例外ではない。「スローに入るようになって、成績は少しずつ上がってきた」と舟券絡みが増えてきたことが、その証明になっている。「師匠の福来(剛)さんはいつもレースを見てくれていて、調整面などいろいろと教えてもらっています」。多くの復習材料を持ち帰って糧にするためにも一走入魂だ。
▼1R 村上がS力を駆使して、イン永井を差し切る。2―135―135。
▼11R 加藤が進入の紛れを利用して、カドに持ち出す。2、3着づけ。126―3=全。