【ボートレース芦屋（モーニング）ヴィーナスS】沖縄出身の双子姉妹レーサー「1走1走頑張って走るだけ」デビュー初のA2への勝負駆け

【記者コラム・河野強の「強行採穴」】
　今年5月からの「2026年前期の級別審査」は10月31日で終了する。期日が迫っていることもあり、昇級や級別キープへ向け勝負駆けに挑んでいる選手も多い時期だ。

　妹の中尾彩香とともに双子姉妹レーサーとして活躍する中尾優香（24）＝福岡・128期・B1＝もその一人。「A2の勝負駆けは一走一走頑張って走るだけです」。当地入りの時点で、勝率5.58で出走回数は89走。現状の勝率をキープできればA2への昇格を果たせそうだ。

　10日時点のボーダーはA1で6.23、A2は5.45付近を推移。中尾だけでなく今節は多くの選手がボーダー超えを目指して戦っている。勝負駆けの選手がいつも以上の気合なのは間違いない。

　▼5R　ボーダー付近からの勝負駆けとなる湯淺紀香が、少しでも上位の着を狙って5コースからSを踏み込む。全＝6－12。
　▼11R　気配がいい藤原早菜も勝負駆け真っただ中。6コースから展開を突いて浮上する。15＝6－全。

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