【若松(ナイター)一般】冨成謙児 もどかしさを最後に一掃

<記者コラム・荒木翔吾の荒稼ぎ>
予選突破の望みはまだある。冨成謙児は3日目まで6、2、6、1、5着と出入りが激しく、得点率は4.60と伸び悩む。それでも機力は「上位級」と断言。「もっとエンジンの能力を出して周りをざわつかせたいけど、いい悩みだよね」。求めるレベルは高いが、相対的に優勢なのは間違いない。
「今節は流れが悪いね」。機力を生かし切れない状況がもどかしいが、予選最終走の3Rは1号艇という最高の巡り合わせ。1着なら得点率は5.50まで上がり、準進制の予選突破の目安の5.00を楽々とクリア。順当に逃げて一発回答を出す。
▼6R 中辻は白星なら2位以上が確定する。カド位置から剛柔自在のハンドルで突き抜ける。4―5―13。
▼8R 渡部は前半3Rで準進当確圏内に突入したとしても、少しでも好枠が欲しいのは当然の心理。4―125―125。