【ボートレース福岡・一般】前節の111番が良艇効果を証明

【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
馬力が落ちた現在の低出力型エンジンになってからは、ボートの良しあしが機力に大きな影響を及ぼすようになっていて、いくら良機でも良艇がセットされないと本来のパワーが出ないことも。逆に言えば良機良艇ならとんでもないパワーになるということです。

ボートが機力に大きな影響を及ぼしている最たる例だったのが前節の石川吉鎬。表のトップにある超抜ボートの111番で強力な実戦足を誇っていましたが、接触でのボート交換後は機力が急下降。接触後もエンジンやプロペラは全く問題なかったことを考えると、機力急降下の原因はボートしか考えられません。それだけボートの影響度が高いということを証明しています。
しかも今節は良機が少ない低調機シリーズとあって、ボートの重要度が上がるのは当然のこと。ボートの良しあしは絶対に頭に入れておかないといけません。加えてこのボートの表の中でエンジン素性がBランク以上の選手は枝尾賢、楠原翔太、山戸信二、新開航、藤本元輝。この5人は正真正銘の〝良機良艇〟であり、枝尾、新開、藤本は今節の機力上位といえるメンバー。良艇効果は水を吸って重くなるシリーズの後半になればなるほど大きくなるので、最後まで覚えておいて損はありません。