ボートレース

【ボートレース下関】GⅡモーターボート大賞「男子スピードキング決定戦」が28日に開幕

地元エースの寺田祥が負けられない

 下関ボートでは28日、GⅡモーターボート大賞「男子スピードキング決定戦」が開幕する。

 特別戦ということで全国各地から豪華メンバーが集結したが、その中でも負けられないのが地元エースの寺田祥だ。今期(5月~)の序盤はなかなか調子が上がらず、勝率は5点台にまで落ち込んでいたが、徳山お盆シリーズで約1年ぶりとなる優勝を飾ると、調子も右肩上がり。今月の当地戦でも予選トップ通過からの王道Vを果たした。もともと当地は過去にSG、GⅠを含めて5連続優勝を挙げた得意水面でもある。2023年3月の芦屋周年記念以来となる特別戦のタイトル奪取へ突き進む。

 今年の賞金ランクで上位につけているのが磯部誠。1月の地元とこなめでVを飾ると、2月の津東海地区選手権では優出3着。3月のとこなめ周年記念では予選をトップ通過し、準優もしっかり勝ち切ると、優勝戦ではインからコンマ07のトップSを決めて通算5回目のGⅠVを成し遂げた。その後も、5月のまるがめSGオールスター優出6着、9月の鳴門周年記念優出5着とハイレベルな活躍を見せている。

 今年、ブレークを果たした佐藤隆太郎にも注目したい。3月の若松クラシックでは序盤から強力な噴きを見せて一気に頂点にまで上り詰めると、5月のまるがめオールスターでも優勝し、SG連続Vの偉業を達成した。当地は23年9月のヤングダービー以来の参戦となるが、下関ファンに成長した姿を披露してくれるはずだ。

 また、歴代グランプリ覇者の松井繁、吉川元浩もV争いは必至。スピード自慢の篠崎元志、片岡雅裕、椎名豊も優勝戦線に絡んでくる。地元勢では原田篤志、柳生泰二、佐々木完太らも気合を入れての参戦だ。激闘の6日間を見逃すな。

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