【ボートレース津・SGダービー】桐生順平が5コースからの準優2着に自画自賛「100点満点のレースでは?」
「一年に1回か2回できるかのターンだと思う。100点(満点)のレースでは?」。昨年の覇者・桐生順平(39)=埼玉・100期・A1=が、準優10Rで2着に入ったレースを自画自賛した。
予選中は操縦性に難を抱えて、「行きたい所に行けない」と訴えていた。それが「外周りの調整で良くなった」と一変。この日は5コースから絶妙のまくり差しで突き抜けて、「ここしかないという所に入れた」。旋回技術が元々高いのはもちろん、ここ一番に合わせて発揮した抜群の調整力もさすがの一言だった。
その後のレースの結果により、優勝戦6号艇には前付けタイプの赤岩善生と決まった。「これで面白くなりましたね」とニヤリ。もつれる要素が増えることは、展開の助けが一つでも欲しい外枠勢にとっては大歓迎。
進入の思惑は「枠番より外には出たくないし、枠番より内がいい」。赤岩の前付けにはとことんつき合って、その高い経験値を披露し、ダービー連覇の偉業を成し遂げてみせる。