【若松(ナイター)一般】島田一生 マイナスからの大挽回

<記者コラム・荒木翔吾の荒稼ぎ>
あれよあれよの挽回劇。地元のベテラン島田一生が、初日の減点10をはねのけた。
その初日は開幕戦の1Rの出来事だった。1号艇で2着に敗れた上に、1Mでけん制したターンが不良航法の裁定。踏んだり蹴ったりの滑り出しだったが、2走目以降は1、4、3、1、2着の大奮闘で得点率6.33の18位まで巻き返した。「良かった。自分の勝率も稼げて、言うことはない」と上機嫌で4日目の仕事を終えた。
相棒の54号機は、4月のマスターズチャンピオンで後藤正宗が上位級の伸びを誇った好素性機。「道中の感じは悪くなかったし、Sはほぼ全速。周りが放っていた分、伸びた感じ」と素性通りの動きを見せている。この勢いで次は準優入りもつかんでみせる。
▼11R カド新出が2日目のように攻めそう。島田もSを奮発してまくり差しで突き抜けへ。5―1―243。
▼10R 5コース板倉は、大した足はない4コース松本を抑え込める可能性がある。5―123―123。